真夜中にうまれるもの

あいたいなとおもう、おとこのこがいる

あったこと、ないけれど。でもあったこと、あるとおもう。あの劇場とか、あの公演とか、もしかすると、同じ空気の空間にいたんじゃないのかしらと疑ったり思い馳せたり、なはんて。

ストーカー気質を持ち合わせているものだから文字に恋してしまう。言葉を愛してしまう。てんでからきし嘘のものだ、って言われても。いっとうに美しく発光しているとおもうのです。静かに光るその文字をわたしにください。あれれではでは、会わなくってよいのでは?文通とかいかがでしょう?really?

 

うまれて初めて会社を休んでいます。しかも五日間。プールねつ。かわいい名の病気です。かわいい五才のこどもが感染るものです。ああ、かわいい、かわいい・・・

小児科の先生はいつだってやさしい。だいすき。とってもすき。でも実年齢はにじゅうにさい、なのだから、よいでしょうかってきいてもいいのよ、思春期だものねえって、言って、くれる、思春期が一向におわらない、ほんとうに終わらない思春期ってキャッチ・フレーズが身に纏えるね。へへへ。

子どものかかる病になぜだか未だに引っかかって、わたしはまだ大人じゃないって言ってるからだも言ってる気がして、なあんにも食べられないものだから二の腕が肘よりも細くなってしまった、ああこれは高校生までのわたしの、すがた。骨だった、すがた。最後に体重計に乗ったのは休館前のだいすきな美術館。真っ白のはこのなか。だいすきだった場所がひとつずつ、失われてゆく。もうあなたはここへいちゃいけない、と言わんばかりに、言わないで、言わないでよそんなこと、言わないでよだいすきなのに、まだすきだよ

 

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わたしの希望はあなたの偶像でいたいと言うこと

2:16 am  •  24 June 2016