真夜中の冬、春のとなりに
帰り道がすっかりうっかり真夜中になってしまっても、だいじょうぶ。ひゅぅ、と寒くなってしまっても、だいじょうぶ。
わたしのとなりには、春がある
いっとう惹かれるひと、の性質に気がつきはじめる。しかしそれは様々な
要因・因果が存在していて、ああ特別に、おもうんだなあっていうのは明確・確信であるのだ。
「出会う前から、とくべつだって、わかっていたの。」
眼前の出来事/従い/幸せ/写真/携帯/ありふれた/普通・普遍/
私の惹かれるひと、は、それ以外の特別な、何か、を持っている。
多くを言葉にしないけれど、愛している、ものがある。敬愛偏愛している。
一目でわかる。ああ、このひとを、わたしは手に入れることができない
それでも何かでありたくて、特別でありたくて、大好きでありたい わたしのことは、何も知らないでいてほしい
そしてこれは数学的観点によると、とある一定の数字をもつひとが
好きらしい。大大新発見。
これはまだ学術的に検証が必要であるのだが。
いずみちゃん、と名を呼ばれるたびに、あなたの特別になりたいと願っていること、知っていて
掌なんて結ばなくてよくて、ただ、その体温の、美しさに、わたしは触れていたくて