だいじょうぶ
だいじょうぶなふりをしている、していたら、だいじょうぶになるのではないかと浅はかな考えのもと、つん、と背中をされたならばわたしはいますぐに泣き崩れるのだろうなと毎日、毎日、また毎日生きていくしかなくて、光、愛は光、あなたのために生きることが光、けれどもそれは闇を孕んで、愛がぷつりとなくなりそれが恐さ、壊さ、になることがどれだけ、どれだけの、ほんとうの心はわたしのなかにしかなく、せわしいふりをして、わたしも目の前を歩くひとたちみたいにすきな人とただ歩いていたいのか、なにがわたしに生きていく確かさなのか甘さなのか光なのか、てのひら、指と指、ただひたすらに、生きるしかなくて