こんぺいとうの星が降る 目を瞑り、よこになり、いち、に、と、さん

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よくそんなに、夢を鮮明に憶えてられるね、本の読み過ぎだよ、と口々に今朝見た夢のこと、話すと、そう言われるのだった。しかしながら当人には、全く鮮明にそのすべてを把握出来ていないのだった。

きょうの夢は、藤田さんといづみさんがおなじ舞台、けれど観客と平坦で何の区切りもなくって、ただはっきりとわかるのは、みえない線をわたしたちが互いに意識認識し、敷いているということ。

ちょっと離れた場所におかあさんがいて、ちょっとそれはわかっていて、でもわたしの眼前にはふたりしかいない、みえない、みていたい

藤田さんが何か、椅子にすわっていて、何かをしていて、いづみさんは仰向けにねむって、何かを言う。わたしはその、何か、

憶えていたくて、いずみちゃん起きたらすぐ何かを書き記して、とおもう、その時点でこれは夢だって、わたし、知っていたの

おわって、母が、わたしに、「すごく、すてきじゃない」と澄んだかおで言って、草原のむこうへ行く。

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目がさめて、きのうとおなじように、光の粒が、磨りガラスの窓に反射する。ひかりを、みて、ああ、夢、書いておかないと、とぼうっと、おもうのだった。不確かでまぼろしのこと。

 

夢のなかでしか、出会わないんでしょう?

 

その言葉たちに。

それはわたしだけの、あなたがわたしだけに、夢のなかで、くれる言葉

かけがえのなく、愛おしい言葉

 

いまからまたねむるよ

大人になったら、ゆめ、みなくなるのかな

 

2:42 am  •  28 October 2016